2019/10/31
スペインには品質の高い赤ワインが多く存在している。大味のワインが多いと思われがちだが、タンニンもまろやかでほど良い酸があり、複雑性のある素晴らしいものが多く揃っているので、ワイン愛好家であれば必ず喜べるはずだ。
ここでは、スペインのおすすめ赤ワインを4つ紹介していこう。
別の記事ではスペインのおすすめ白ワインについても紹介していますので、こちらの記事もぜひ見ていただきたい。
スペインのおすすめの赤ワイン① 3055 メルロ・プティ・ヴェルド
3055の文字ラベルが印象的な「3055 メルロ・プティ・ヴェルド」。ワイナリーで栽培されたメルローとプティヴェルドを使用して造られた、後期な味わいを楽しめる1本だ。
この3055は、ジャンレオンのニューヨーク時代のタクシーライセンス番号という、ユニークなエピソードを持っている。
オーク樽を一部使用し、醸造は温度にこだわる。今、数字ラベルのワインなどが流行っているが、まさに「3055 メルロ・プティ・ヴェルド」はその先駆けとも言える、先見の目を持っている生産者だったのではないだろうか。アルコール度数がやや高いので、これだけで充分に満足することができる逸品だろう。
引用:https://www.enoteca.co.jp/item/detail/080060041
② セレステ・クリアンサ
スペインの高級ワインメーカーの代表格と言えば、間違いなくトーレスだ。「セレステ・クリアンサ」は、星座が幻想的なデザインのエチケットであり、プレゼントにもおすすめの素晴らしいアイテムと言えるだろう。
リベラ・デル・ドゥエロという、スペインきっての銘醸地で海抜約900mの高地で栽培されたブドウを使用しているため、酸と糖度のバランスが完璧であり、エレガントな味わいを楽しむことができる。
使用されているブドウはもちろんテンプラニーリョ。フルボディでありながら、飲み飽きすることが無い、繊細で美しい味わいに酔いしれよう。
③ サングレ・デ・トロ
こちらもトーレスが手掛ける赤ワインだが、ぐっとカジュアルに飲みやすく造られている魅力的な1本となっている。
「サングレ・デ・トロ」は、カタルーニャ地方で造られている赤ワインであり、グルナッシュやカリニャンといった、タンニンがやや少なめながら果実味がたっぷりと楽める、デイリーワインとして利用できる。
肉料理やトマト料理、煮込み系の料理であれば難なくこなせる、万能タイプの1本なので、常備ワインとして利用してほしい。
引用:https://www.enoteca.co.jp/item/detail/080059961
④ クリアンサ
世界的なミシュランの星付きレストランでも、提供されている注目のワインがクリアンサだ。カジュアルな価格でありながら、その味わいは洗練されており、ミシュラン星付のレストランの料理を邪魔しないハイクオリティな味わいに仕上がっている。
さらに、基本的にボルドーブレンドで仕上げているため、カシスやブラックベリー、そしてほど良いタンニンを感じることができるので、肉料理との相性は間違いない。
このままで楽しいと思える、そんな充実した1本に仕上がっているのでぜひチェックしてみてほしい。